SmartBox - スマートボックス

全ては、「iPhone」からはじまった。
ITだけの革命だけではなく、衰退事業と思われた貼函業界にも
かなりの衝撃が走った。

なぜSmartBoxなのか

IT業界がiPhone革命の衝撃が走る中、貼函業界にも衝撃が走った。
その函はあまりにも精度が高くて紙製だと思わなかった。
プラスティック製だといわれても信じてしまうほどの
堅牢性を有しており、重厚感もあり完成度が極めて高い。
現実離れした印象すら抱いたことを鮮明に記憶している。

2014年に大転換!

2014年の年初であった。あるマスメディアの方から取材の要請を頂いた。
アップルの商品やデザイン性を取材している中で、
iPhoneの函の完成度が高いようだ。
業界人として分析をしてもらえないかということだった。
複数回の取材の中で求められるままに函を分解して初めて真剣に研究してみた。
やはりその精度は実に見事なものだった。非常に精緻な作り込みで、
且つ手間を惜しまず極めて高い完成度を有していることは分かった。
月産数百万函とも言われる割には手加工が多く、どうしても機械化できない要素がいくつかあり、
生産効率よりも精度を優先した結果の製造方法であることに驚かされる。
同業社としてかなりの敗北感だった。今までは日本の貼函技術は最上級ではないものの、
高い方に位置づけられていると盲目的に過信していたこともあり、相当なショックでもあった。

貼函が持っているポテンシャルを見直す!

貼函は内包している商品の保護が主目的でありながら、
同時に購入する顧客への最終プレゼンの役割も担っている。
昨今の人気家電やIT製品などは購入者がSNSや動画サイトなどに
「開封の儀」と称した写真や動画などが多く公開されおり、
メーカー企業としても力を入れる必要性に迫られている・・・

SmartBoxの定義へ

SmartBoxの定義

内包する商品の品質・世界観・高級感を伝えること

全ての辺が極めて鋭利(シャープ)で丸みを帯びていないこと

全ての面が高平滑性であること

材料、印刷、糊、加工の全ての精度が最上級であること

最高難易度の技術が凝縮されていること

製造技術へ

製造技術

弊社で生産する貼函は、機械生産を前提に設計しております。
機械生産により、製造数・精度が向上し、コスト削減できるという
メリットを享受することが重要なテーマです。
そのためにはそれぞれの機械にマッチした貼函の設計方法と、
オペレーション技術は安定した製品供給を実現するために必要不可欠です。

オーバーラップ

通常の貼函では函サイドにクルミの重なり部分が存在します。(①白紙)これでは仕上がり時に段差となって表面に浮き出ます。
オーバーラップにすることでこの段差は解消されます。(②黒紙)
実際に仕上がった函を見ればフラットな仕上がりをご確認いただけます。(③貼函)

深い貼函

通常の国産機では深さ80mm程度(①)に対して、新機器の導入とオペレーション技術の習得により、最大210mm(②)まで対応が生産可能となりました

フルスタムボックス

蓋天面の角が切り取られたような形状です。幅や角度に制限があるものの、弊社では機械生産が可能となりました。
手貼りでも難易度が高い形状のため残念ながら市場で見かけることはほとんどありません。

一升函

大きい函の代名詞としてこの呼称にしています。お酒の一升瓶を格納する函サイズが生産可能です。他にも靴函など従来では対応できなかった大きいサイズも生産が可能となりました。

スロープドボックス

函側面が斜めになっている貼函で高低差が大きい角度も製造可能です。

ディープターンインボックス

深折り込みともいい、クルミ折り返しが函底面まで延長された貼り方です。
弊社では新機種の導入とオペレーション技術の習得により生産可能となりました。

Vカット

貼函で使用する生地にV型の溝を入れるカット加工のことで、函の辺をシャープに仕上げるための必須条件です。
貼函には採用される技術ではありませんでしたが、SmartBoxの登場で一躍脚光を浴びる技術となりました。