「スマートエッジボックス®」とは、「iPhoneの箱を限りなく再現した箱」というコンセプトのもと、弊社独自の製造技術を詰め込んだ貼り箱です。
国内で唯一機械生産で実現した最高品質の貼り箱をご提案します。
全ての辺が極めて鋭利で丸みを帯びていないため、内包する商品の世界観・高級感を通常の貼り箱以上に表現する事ができます。
「スマートエッジボックス®」は機械生産による最高品質の貼り箱です。
機械生産により、製造数・精度が向上し、コストを削減できます。
弊社では、それぞれの機械にマッチした貼り箱の設計と、安定したオペレーション技術で、最高品質の貼り箱の安定供給を実現しております。
通常の貼り箱では箱サイドにクルミの重なり部分が存在します。
これが仕上がり時に段差となって表面に浮き出てしまいますが、オーバーラップにすることでこの段差が解消され、フラットな仕上がりとなります。
オーバーラップと従来品との比較
クルミの重なり部分の比較
深折り込みともいい、クルミ折り返しが箱底面まで延長された貼り方です。
弊社では新機種の導入とオペレーション技術の習得により機械生産可能となりました。
貼り箱で使用する生地にV型の溝を入れるカット加工のことで、箱の辺をシャープに仕上げるための必須条件です。
貼り箱には採用される技術ではありませんでしたが、スマートエッジボックス®の登場で一躍脚光を浴びる技術となりました。
Vカット加工の貼り箱の角
従来の貼り箱の角
IT業界にiPhone革命の衝撃が走る中、貼り箱業界にも大きな衝撃が走りました。
iPhoneを収めた箱は非常に精度が高く、紙製だと思えないほど。
プラスチック製だと言われても信じてしまうほどの堅牢性を有しており、重厚感もある極めて完成度の高いものでした。現実離れした印象すら抱いたことを、今でも鮮明に記憶しています。
2014年の年初のことです。あるマスメディアの方から取材の要請をいただきました。
アップルの商品やデザイン性について取材する中で、iPhoneの箱の完成度が高いことに着目し、業界人として分析をしてほしいという依頼でした。
複数回の取材を受ける中で、求められるままに箱を分解し、初めて真剣に研究してみると、やはりその精度の高さは実に見事なものでした。
非常に精緻な作り込みで、且つ手間を惜しまず、極めて高い完成度を有していることも明らかになりました。
月産数百万箱とも言われるにもかかわらず、手加工が多く、どうしても機械化できない要素がいくつかあり、生産効率よりも精度を優先した製造方法が採用されていることに、大変驚かされました。
この時、私は同業者として大きな敗北感を味わいました。
それまで、日本の貼り箱技術は最上級とまでは言えないものの、高い水準にあると盲目的に過信していたこともあり、この経験は大きな衝撃でした。
貼り箱は、内包する商品の保護が主な目的ですが、近年では同時に購入者への最終プレゼンの役割も担うなど、それ以上の役割を求められるようになっています。
特に、人気の家電やIT製品では「開封の儀」と称した写真や動画が購入者によってSNSや動画サイトに多く投稿されており、商品の印象を左右する重要な要素になっています。
そのため、メーカー企業としても、パッケージのデザインや質感に一層のこだわりを持つ必要性が高まっています。
このような時流の中で、私たちは貼り箱の持つポテンシャルを改めて見直し、独自の製造技術を詰め込んだ「スマートエッジボックス®」の開発に乗り出しました。
「スマートエッジボックス®」では内包する商品の世界観や高級感を、通常の貼り箱以上に表現できるよう追求し、新たな価値を生み出すことを目指しています。
三光紙器工業所はそのような課題を解決します。
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